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今という時代

久しぶりの投稿です

今という時代

現代社会における科学技術の発展は私たちに
物質的豊かさをもたらしました。
しかし一方で私たちは「何のために生きるのか」
ということを考える時間すら持てず、
いつも「人」よりも「モノ」と過ごす時間が多く、
ストレスの多い環境のもとで暮らしています。


インドでは、今の時代を
カリユガ「争いと偽善の時代」と呼びます。
常に人々の心が乱されているのがこの時代の特徴です。
今から約5000年も前に編纂された
インドの古代文献『ヴェーダ』の解説書
『シュリーマド・バーガヴァタム』は、
現代の特徴について以下のとおり予言しています。


「カリ・ユガ(争いと偽善に満ちた現代)には、
  宗教、誠実さ、清潔さ、 慈悲心、
  寿命、体力、記憶が衰退する。」
 (第12篇・第2章・1節)


私たちが物質的な「快適さ」や「豊かさ」を求めるとき
それには際限がなく、そこで得られる満足はほんのつかの間の
表面的なものに過ぎません。

では、「本当の満足」とはいったい何でしょうか?

それに答えるにはまず、
「本当の自分とは何か?」を知る必要があります。
そのことをバガバットギータでクリシュナは説いています。


「物質と精神の本性を学んで、
 真理を徹見した人は、
 非実在(肉体)は減少しても持続せず、
 実在(魂)は永遠に持続することを知る。」
   (『バガバットギーター』2章16節)
  

肉体を満足させても決して真の満足は得られず、
本当の自分が永遠なる魂であるということに
気づいたときに、

「本来自分が完全であり、愛に満たされていた」

ということに気づきます。
それによって真の幸福、つまり魂の満足を
得ることができます。

文 マドゥマンガラ

# by govindasyamuna | 2011-08-24 15:13 | マドゥのバクティヨガ解説

サナータナダルマ 痛みの 中に あなたが いて下さる~2011震災後の今に〜

今の 自分にできることは 何だろうか

答えは 見つかった

今の生活を 人とのつながりの中で 続けていくこと

ごく普通に今まで通りに 生きる

だから私にとっては スタッフと一緒に ゴーヴィンダズの店をやること
そしてお客様に喜んで 頂くこと

つまり今生の義務 自分に与えられた質に応じた仕事(天命)を確実になして生きること

 これを スワダルマ といいます。


今回の震災やそれにかかわる社会事象で

さらに

そのスワダルマを行うための動機となるもの

自分の最も大切にしたいもの、何のためにそれをするのかが 必要なのだ

と心底思いました。

それは サナータナダルマ と呼ばれます。サナータナとは永遠の、
ダルマとは法とか原則という意味です。


スワダルマが個人個人に与えられたものであるのに対して、
サナータナダルマとは、どんな人にでも、どんな状況でも、どんな時代にでも
あてままる普遍的な永遠の性質のことを指します。

ぶっちゃけ言っちゃえば、サナータナダルマとは

神の意思にそって生きる

もっと言えば

神を愛することです。

全ての命の中には神がいます。

だから神を愛することと全ての生命を愛することは同じことです。


とても簡単な方法をやっています。

ただ感じるだけです。

わたしはなるべく毎日、忘れないように、祈りたいと思います。

被災された皆さんの

痛み 苦しみ ただそれを通じて感じること。 

それは、私の日々感ずる 痛みや苦しみと 同じものです。

生きる力から 与えられた  意識  というもの

それだけが 唯一 共有できる 実態 です。

それが 愛です。  

幻想ではありません。


痛みの中に あなたが いてくださるのを  感じます。


そこから目をそむけないでください。

そこに毎日数秒間でも留まってください。

何も判断しないで痛みの中に ただ いてください


その痛みを受け入れて、目を背けないで、生きたい。

現実を見ることには、とても勇気が要ります。

行政や東電が間違っていると人のせいにして被害者になるのでなく、
または自分の無責任さのせいでこうなったと(確かにそうです)過剰に罪悪感を感じることなく、
そのように頭で判断する前に、ただアートマーで感じたいです。

そのあとに
解決策は見つかるかも、しれません。

人事を尽くして天命を待つ

その位置から あなただけの祈りを捧げて下さい。

その言葉が、解決策につながっていくものと信じます。



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# by govindasyamuna | 2011-04-09 09:31 | ヤムナのある日のブログ

関係性を培う  その2

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こんにちは
このブログもずいぶんとご無沙汰をしてしまいました。
また再開です。

宜しくです。

関係性を培う  その1で触れましたが、神様とのかんけい。

子供の頃は、よく自然に神に祈っていました。困った時、怖い時、
「神様助けて~!!」と。
または、雨の日の雨音の中に、新緑の若葉から注がれる木漏れ日の中に
偉大な神の存在を感じて、おそれたり、感動したり。

私たちを生かし、愛してくれている偉大な力の存在

神様は、私を守ってくれるかた、この宇宙を作ってくれた偉大な叡智、威厳のある存在

今までの、私の知るところでは、神との関係は ただこの一つの関係でしかありませんでした。
でも、これに応えたいよ、私のほうからもなんか返したいな・・・でもどうすればいいのか分からないし・・・。

しかし、ちょっと考えてみてください。

私ごとではありますが、、
私の日常生活にもいろんな関係があります。

それは  でも 幻想 でもなく実在しています。

たとえば、親との関係。
両親共働きで、一生懸命育ててくれたけど、生後3ヶ月から近所のおばあちゃんに預けられた私は母に甘えられないという寂しい思いもしたな。
父は生まれた頃から、単身赴任で1週間に1度しか帰って来なくて、守ってほしいのに、それも感じちゃいけないと思ってたし、おまけに、物心つく前から、『お前が男の子だったよかった』と言われていたので、いつもそのままの自分を、自分で受け入れられず、いい子になって認めてもらおうと躍起になった人生だったな。

娘との関係。かなり仲いいです。彼女のためなら、何でも厭わずにできます。
最初は、幸せになってもらいたくていろいろ、コントロールしようとしたけど、今は彼女自身がしあわせになれる力を持っていることを信頼し、尊重出来るようになってきた・・。

旦那との関係。尊敬が中心にある愛情関係。同志でもある、いろんな感情を含んでいる、頭にきている事もあるし、いわゆる良い面だけでは語れない、ひと言ではいえない深い関係。

お店のスタッフとの関係。いわゆる、経営者と従業員の関係だけでなく、一人一人と深い関係があります。ひとりひとり説明すると長くなるな~。でも、うちのスタッフみんなアーチストなんで、めちゃくちゃいろんな意味で、啓発されますね〜。

その他、友人関係。などなど。

すべての関係は、愛に基いています。
そして、とても個人的な事柄です。私しか体験できないこと。

でも体を離れる時は、少なくとも今生の関係とはおさらばしなくてはなりません。
悲しいかなそれは一時的な関係です。

そこで、もし私たちが永遠な関係を育みたいと思うなら、それは神様との関係を培っていくことしかありません。
なんせ、バガヴァーンとして知られる神の局面は、永遠で知識と喜びの源ですから
そして、その情報は、ヴェーダにしかないとしたら。

ヴェーダから聞くしかないでしょう!!!

なんと、耳寄り情報です。神様と永遠で、個人的な関係を、この人生で育めるんです。
つまり、神様とも、親子、友人、恋人、夫婦関係が育めるとしたら。
もう~様つけてる場合じゃないです。呼び捨てにしたり、怒ったり、一緒に笑ったり・・・できる。
まあ、それこそがオリジナルで、今の関係もすべてここから発しているのですから。
だって、大統領にもプライベートがあって、もしかしたら、奥さんからはダーリンと呼ばれたり、孫からはジイジと呼ばれたりして、家で孫と子供みたいに遊んでるかも知れない。
神様にそれがないなんて、それじゃ神様と言えない。だってすべてのオリジナルは神から来てるんだから。

それに気づいただけで、今度は逆に、現世のすべての関係が、永遠で、知識と喜びの、最上の愛に満ちた関係となって再び、息を吹き返すのです。びっくり、これには驚きです。

これは、元々私たちの、魂(アートマー)に備わっている、属性です。

ただヴェーダの知識を聞くだけで蘇ってきますよ。

聴く時のポイントを一つだけ揚げておきます。

それは、その神様の愛を、心底味わっている人から聴くこと。


なんせ、この世界には偽者が多いので、見極める目が持てるよう鍛えるのは各々の責任です。
その為に、人生があるとしたら、なんと有意義な人生ではないでしょうか!











# by govindasyamuna | 2011-03-08 15:21 | ヤムナのある日のブログ

関係性を培う  その1 大人になっても神様はいた


関係性を培う  その1 大人になっても神様はいた_a0170643_15093631.jpeg
ユーミンの 「やさしさに包まれたなら」 の歌の出だしに、

小さい頃は神様がいてとある。

大人になるとどうして忘れちゃうんだろう??

神様を知るには3つの見方があるよ。サット、チット、アーナンダ

まず一つ目は、この宇宙に広がっている全エネルギー、または 光 としてみる。

サット  永遠性

大自然のそこはかとない美しさ、大きさに感動したときなんか。
または、人と人とのつながり。自然や人との一体感!!
すべては一つなんだーー、って感覚。

二つ目は、自分のハートの中に、ずーと付き添ってすべてを見て、導いてくれている人として。

チット  全知性
もちろん、他の生きとしいけるもののハートの中にもいます。
ひとつひとつの細胞の中にも。

ヨーガの呼吸の中に、
瞑想の中で直接感じることができます


例えば、空気。もっと言えば酸素が6分間なかったら、脳は死んじゃいます。
自分で、意識して呼吸して、体中に酸素を送らなくても、生かされている。
食べ物も、食べたあとのことは、自分で何も意識しなくとも消化、吸収のプロセスを行ってくれている。誰がやってんの???ってことになるでしょ。
例えば、細胞は熱エネルギーをつくりだす工場です。食べ物のなかには、太陽の熱がとりこまれていて、グリコースという分子の電子になり、呼吸で取り込んだ酸素がはいって、ピカッ!と燃えて熱になって変わるそうです。こんな、不思議なことが、毎瞬間、体の中で起こっている、そしてそれは私たちの中にある生きる力である、と知るともう駆け出したいくらいの衝動に駆られます。

ただ、ありがとね です。

そして

今まで忘れててごめんなさい。


こんな高度な技を、勝手にランダムに意識のないものが、プログラムできますか?
偶然がこんなにたくさんの確率で起こるんならもう偶然じゃないでしょう。

科学者は、もうすでにより高い偉大なる叡智が存在することを認めています。

だから、早いうちにそこら辺目覚めて、神様と良い関係を取り戻しておいたほうが
いいかもしれません。

ただ、知るだけでいいんです。

問うことが、すべての始まりです。

誰か好きな人のことはもっと、知りたくなるよね。
何がすきなの?毎日どんなことしてるの?どんな所に住んでるの?
対象を詳しく知れば知るほど、愛着が育まれる。

例えば、私だったら好きな人の大好物を知ったら喜んで作りたくなるわけです。

つまり対象について知らないと、
愛着も生まれないし、関係ももてない。

私には一切関係ーない、ってことになる。
(最後まで関係ないって人には、死ぬ時に関係してくるらしいから大丈夫)

関係性を培う為には、まず相手のことを良く知らないといけません。

同じように、どんなに神様が私たちのこと、愛し、生かしてくれているかという情報がないから、
私たち現代文明人は神様のことわすれちゃってるだけなんです。

情報は ヴェーダにあります。

これは科学です。



神様を知るための3つ目の見方。

その偉大なエネルギーや知性の源がいるよ。ということです。
それは、この上ない喜び(アーナンダ)を体現している存在です



続きは またね。







ヤムナ





# by govindasyamuna | 2010-12-14 14:56 | ヤムナのある日のブログ

痛いよーーー

痛いよーーー_a0170643_15315809.jpeg
私の大好きなロックグループ
RADWIMPSの One man live
という曲の歌詞に

もしも折れかけたこの足に 痛みを感じなければ
君は何も知らず 歩き続けるだろう

とあります。

痛みって決してネガティブで避けるべき物ではないんです。
むしろ、痛みこそ危険を知らせてくれる神様からのサインです。

体の痛みも、心の痛みも決して無視しちゃいけない。
私は長い間、自分の痛みを我慢してきました。

いい人じゃないと、愛してもらえないと勝手に思い込んでたんだな、これが。

自分を無視しない

自分の感情をちゃんと感じて

自分の心と体の声を聞いてあげよう。

痛みにちゃんと耳を傾けてみよう。

そこで生きている自分にやっと会える気がする。





ヤムナ





# by govindasyamuna | 2010-12-09 19:21 | ヤムナのある日のブログ
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ヨガってアサナだけじゃない、食事、瞑想、哲学、音楽を通してバクティヨガを日々の生活に取り入れましょう。生きる力を感じて内面はエキサイトして、外見はクールに生きるお手伝をします。


by govindasyamuna
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